What

温故知新で紡ぐ、沖縄のいのち。OKINAWA CRAFT LABOとは、沖縄県が誇る多くの伝統工芸を、
絶やすことなく未来へつなげる、協働プロジェクトのこと。時代を受け継ぐ職人と、時代を創るクリエイター、そして、あらゆる業種のプロフェッショナルたちが沖縄を発信地として、伝統工芸品の可能性を広げていきます。

第一弾は、伝統工芸×スポーツ。従来であれば、決して交わることがないように思えたものが融合していきます。地理的にさまざまな文化が交差して形成してきた沖縄で、再び、多種多様な人、文化、技術が交わります。

温故知新を掲げて。ここから、次の沖縄の文化を創造していきたい。OKINAWA CRAFT LABOにご期待ください。

01 With SPORTS

SELF-INTRODUCTION

沖縄の伝統工芸品と日本のメーカーやブランドがタッグを組み、沖縄SVの名の元に新ブランドを創造。新しい価値を沖縄から発信していきます。

首里織

沖縄には今もなお、幾百年と織り継がれてきた多くの織物が存在しています。その中でも、首里織は、首里王府の城下町として栄えた首里を中心に、当時の貴族・士族たちに向けて、色、柄ともに、究極まで追求された格調高く麗美な織物として珍重されました。
原材料は、絹糸を中心に、木綿、麻、芭蕉など。染料は、琉球藍、福木、テカチやシブキ、グールなどの植物染料や化学染料を用います。それらを職人たちが一反一反手織りにて織っていきます。その王族のために織られていたという肌触りの良さは、時代を超えて、多くの人々を魅了し続けています。

琉球びんがた

古くは首里王府を中心に、婦人の礼装や神事の服装として、すり込みの手法で染められたのが、琉球染色の起源とされています。その後、琉球王国には、14~15世紀頃の中国や東南アジアとの海外交易により、さまざまな技法が入ってきました。
それら、当時の先端技術の技法と、沖縄独自の気候風土、さらには職人たちの工夫が混じり合い、独自の技法を持つ「びんがた」が生まれました。 首里王府のもと、びんがたは神秘的な美しさを持つ染め物として珍重されてきました。そして、琉球から沖縄へ、その高度な工芸技術は、ますます洗練されていき、びんがたは、沖縄を代表する伝統工芸として今もなお、輝き続けています。

YONEX

「スポーツごころを世界に」を企業スローガンに、バドミントンをはじめ、テニス、ソフトテニス、近年でスノーボードやゴルフ、フットボールなど、多種多様なスポーツに高性能なスポーツギアを提供している、日本を代表するスポーツメーカーです。
カーボン技術やナノサイエンス技術など、その時代における一歩も二歩も先を行く最先端技術により、数多くのイノベーションを実現してきました。
また、スポーツのリーディングカンパニーとして、バドミントン日本代表のウェアをはじめ、世界中のトップアスリートをあらゆるシーンでサポートしています。

沖縄SV(エスファウ)

沖縄SV(エスファウ)は、Jリーグをはじめ海外リーグなどで活躍した高原直泰氏が選手兼監督として2015年12月に沖縄県を拠点に設立したサッカーが母体のスポーツクラブです。
1年目、チームは圧倒的な強さで沖縄地域3部リーグを制覇。全国社会人リーグでは、沖縄・九州大会を勝ち抜き、全国大会に出場しました。2年目となる今年は、沖縄地域2部リーグでの優勝はもちろんのこと、全国社会人リーグでの全国優勝を目標に、一日も早いJFLそしてJリーグへの昇格を目指しています。また、沖縄(地域産業)との協働事業や、本島・離島におけるサッカースクール、美化活動やイベントに積極的に参加しています。

RAKUSYOU./楽尚 (ラクショウ)

楽尚は沖縄生まれの革製品ブランドです。三線に使われるニシキヘビの革、沖縄の草木染めや紅型を取り入れた革を使用しています。また、お守りのマース入りストラップなど、沖縄の風習を取り入れた商品を展開。沖縄の新しい工芸品として注目されているブランドです。

RAKUSYOU./楽尚 (ラクショウ)外部リンク

有限会社山川酒造

終戦の翌年1946年に、沖縄の伝統であり文化である古酒(クース)を復興させ、子孫に伝えていくという志のもと、地元本部町に山川酒造所を創業。沖縄では「古酒のやまかわ」と呼ばれ愛され続けています。また古酒(クース)の魅力は、長期間の熟成。熟成した年月の分だけ芳醇でまろやかな味わい深い酒になります。創業の志を忘れることなく、今もなお古酒にこだわり、最高品質の泡盛を探求し続けています。

有限会社山川酒造外部リンク

PRODUCT INTRODUCTION

POLO SHIRT

YONEX(ヨネックス)×OSV(おきなわ・エス・ファウ)

丁寧に強度を高めて織られた手織りの首里織と琉球びんがたの職人が描いた本物の柄をプリントした2つのスポーツポロシャツ。伝統工芸がスポーツウェアに対応した画期的なウェアです。

OSV 首里織ポロシャツ

限定
OSV 首里織ポロシャツ
¥15,000+税
サイズ:SS/S/M/L/O/XO
素材:綿100%、首里織(襟裏・ポケット部)機能:ベリークール
ご購入はこちら

OSV 琉球びんがたポロシャツ

限定
OSV 琉球びんがたポロシャツ
¥15,000+税
サイズ:SS/S/M/L/O/XO
素材:ポリエステル100%、琉球びんがたプリント(袖・前たて部)
ご購入はこちら

ベリークール®:汗に反応して熱を吸収する涼感素材「キシリトール」を生地に使用。クーリング効果で、衣服内の温度を-3度低く保ちます。

ACCESSORY

RAKUSYOU./楽尚 (ラクショウ)×OSV(おきなわ・エス・ファウ)

沖縄SVオリジナルとして織られた首里織と、沖縄の皮製品ブランドRAKUSYOU.によるコラボアイテムが登場。職人が一つひとつ丁寧に牛革と首里織を貼り合わせて作った希少性の高い名刺入れとキーホルダーです。

OSV 首里織名刺入れ

限定
OSV 首里織名刺入れ
¥18,000+税
サイズ:117mm×78mm×20mm
素材:首里織、牛革
Made in Okinawa
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OSV 首里織マース入りキーホルダー

限定
OSV 首里織マース入りキーホルダー
¥2,800+税
サイズ:90mm×36mm×8mm
素材:首里織、牛革
Made in Okinawa
※沖縄では「お守りとしてマース(塩)を持ち歩く」風習があります。
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ALCOHOL BEVERAGES

有限会社 山川酒造×OSV(おきなわ・エス・ファウ)

泡盛の魅力は、時間の経過と共に熟成が進み、素晴らしい古酒に育っていくことです。
沖縄では、甕やビンに入れて熟成させることを「寝かせる」と表現しますが、寝かせば寝かすほど香りも甘くなり、口に含んだときの舌触りもまろやかになります。
その芳醇さは、1853年に琉球国を訪れたペリー一行が、「まるでフランスのリキュール(ブランデー)のようだ」と表現したように、現代でも、世界的に評価されている年代物のウイスキーやブランデーと肩を並べることができるほどの名酒なのです。
今回は、沖縄SVを設立した2015年製 造の泡盛を山川酒造とコラボレーションし、記念泡盛としてご用意しました。泡盛は、寝かせれば寝かせるほど旨くなり、その価値があがります。是非、沖縄SVの成長を、泡盛と共に見守っていただけると幸いです。
沖縄SVがJリーグに昇格するその時まで、「勝利という名の熟成」が始まっています。
※沖縄県酒造組合の公式サイトより一部抜粋

沖縄SV チーム設立記念ラベル泡盛2015(ナンバリング入り)

限定
沖縄SV チーム設立記念ラベル泡盛2015(ナンバリング入り)
¥7,000+税
酒造所:山川酒造
度数:43度
原料:米こうじ
容量:4合瓶(720ml)
重量:1.4kg ※木箱入り
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本商品は以下、店頭でも注文を承っております。サンプル品もございますでの、サイズをお確かめの上、ご注文ください。

銀座わしたショップ本店外部リンク
〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル1F・B1F
わしたショップイオンモール沖縄ライカム店外部リンク
〒901-2300 沖縄県中頭郡北中城村アワセ土地区画整理事業区域内4街区
イオンモール沖縄ライカム1F
プラザハウスショッピングセンター外部リンク
〒904-0023 沖縄県沖縄市久保田3丁目1−12

PROJECT MEMBER

伝統工芸職人

プロジェクトメンバー写真(首里織)

安座間 美佐子 (右上) 首里織 那覇伝統織物事業協同組合 理事長

山城 有希子 (左) 首里織 職人

比嘉 浩子 (右下) 首里織 職人

次の時代へ伝統工芸も進化する。

伝統的工芸品の首里織は琉球王朝時代より織り継がれた織物です。それを私たちは次につなげていく使命があります。そのためにはどうしたら良いか。伝統を継承しながらも、今の時代や若者にマッチした伝統工芸品を創造しなくてはいけません。そして、沖縄伝統工芸品は土産物ではなく日用でも使えることを、沖縄に住む多くの若者、そして子どもたちに伝えたい。だからこそ、今回の協働は、どうしても成功させたいと思い、チャレンジしました。実際の開発では、着る回数、洗う回数が増えることを予測し、糸の太さ(強度)と布の密度をすべて計算し、スポーツ素材に合う首里織にするために何十回と試織を行いました。試行錯誤はしましたが、強くて伸びるヨネックスの最先端の生地に耐えうるような、「工夫した首里織」ができたと思います。沖縄には、まだまだ手仕事がたくさん残っています。この機会に、ぜひ手織りの魅力、そして「新しい」伝統工芸を知ってもらえたら嬉しいです。

スポーツチーム

プロジェクトメンバー写真(沖縄SV(エスファウ))

高原 直泰 沖縄SV 選手兼監督

沖縄SVを通じて、沖縄の子どもたちに沖縄の魅力を伝える。

今回、沖縄SVとしてこだわったのは、よりシンプルで、普段でも着られるデザイン。とは言え、「首里織」と「琉球びんがた」の魅力はしっかりと表現したい。首里織は、襟裏とポケットにさり気なく、近似値色にて織り込んだものを。琉球びんがたは逆に華やかで、でも高貴に見えるようにデザイン依頼をしました。
このプロジェクトの魅力は、沖縄が世界に誇る伝統工芸を自分たちが着ることで、沖縄の誇りを共有できる。さらには、このポロシャツを普段着として着用することで、応援してくれる子どもたちに、沖縄が世界に誇る伝統工芸の魅力を視覚的に伝えられるし、もし、聞かれても、首里織が手織りであることや、びんがたの模様について、僕たちが伝えられます。これからは、こうした文化的側面からも地域貢献できるスポーツチームとして、しっかりとPRしていきたいと考えています。

工芸コーディネーター

プロジェクトメンバー写真(沖縄県工芸産業協働センター)

金城 有起 NPO法人 沖縄県工芸産業協働センター 工芸産業コーディネーター

このプロジェクトで、沖縄の伝統工芸を支えていきたい。

今回の伝統工芸とスポーツウェアのコラボは、とてもハードルの高いものでした。しかし、こうして2つのウェアが出来上がり、「伝統工芸のこれから」というスタートラインに立てたことは素晴らしい成果。職人さんとヨネックス、沖縄SVなど関わったすべての人たちが、「できることとできないこと、したいこととしてもらいたいこと」など、本気で話し合い、連絡を密にして進行していけたことが伝統工芸側としては、とても刺激になり、今後につながる経験になったはずです。後々、この協働が、沖縄の伝統工芸の大きな礎になっていくのではと、希望と期待が生まれるものでした。これから先、沖縄の伝統工芸を伝えいく我々は、手仕事で現代的に何ができるのか、ということを考えていく必要があります。その答えとして「OKINAWA CRAFT LABO」を続けていくことが、これからの沖縄の未来につながると信じています。

伝統工芸職人

プロジェクトメンバー写真(琉球びんがた)

神村 真由美 (左上) 琉球びんがた事業協同組合 副理事長

永吉 剛大 (左下) 琉球びんがた 職人

福田 貴子 (右) 琉球びんがた 職人

このイノベーションは、未来への道標。

和物ではなくスポーツウェアでびんがたを使用すると課題をいただいた時、まず問題となったのは、そのままでは洗濯ができないということ。洗う頻度が高いスポーツウェアとの協働に暗雲がかかりました。しかし、デザイナーの方から手染めではなくグラデーションもしっかり再現できる高性能のプリントはどうだろうと。私たちも、図柄、型紙、色差し・隈取りとすべての工程を踏まえることで、琉球びんがたの魅力は生き続けるのではと試していただきました。実際、完成したポロシャツを目にして、手染めの色合いで出す「ぼかし」の柔らかさまでは100%は表現できないものの「摩擦度の強いプリント」と「手染め」との商品展開の住み分けや広がりに可能性を感じました。

ブランディング・デザイン

プロジェクトメンバー写真(琉球びんがた)

中村 裕二 (左上) 大髙商事 マーケティングプランナー

川田 勝也 (左下) ブランディングディレクター

加藤 保明 (右) プランナー

伝統工芸を次の百年につなげていくために。

商品を作るのではなく、ブランドを創ること。それが、このプロジェクトを進めていく上で、最も大切にした点です。時代がどれだけ進化したとしても、ずっと使われ続けていくような、汎用力のある伝統工芸にすること。何百年と人から人へ継承されてきた手作業はそのままに、進化できるところを模索して、伝統工芸の伸びしろを見つけることが私たちのできることだと考えました。 伝統工芸をスポーツ向けに進化させるという企画を進めていく上で、伝統工芸の職人の皆さんから積極的な意見が出たのも大きな進化と言えるのではないかと思いました。また、多くの意見とともに、たくさんの試織や、量産への対策、手作業の美しさや丁寧さはそのままに、新しい時代の技術を取り入れるなど、スポーツウェアにも伝統工芸が使えるということを見事に証明してくれました。「OKINAWA CRAFT LABO」という名のもとに、次は、どんな伸びしろが見つかるか、自分たち自身も楽しみながらサポートできればと思っています。

COLLECTION

沖縄には多くの種類の伝統工芸品があります。大きく分けて県指定品目と、国指定品目があります。県指定品目は、26品目。国指定品目は、その中のうち下記の15品目となります。

琉球びんがた

15世紀に始まる。沖縄唯一の伝統的染物で、技法によって型付け(型染め)と糊引き(筒描き)とに分かれる。綿布、絹布、芭蕉布等に顔料及び植物染料を用いて手染めする色鮮やかな紅型と、琉球藍の浸染による藍型とがあり、それぞれ華麗な魅力を有している。

喜如嘉の芭蕉布

起源は13世紀頃。糸芭蕉の原皮からとれる糸を手で績み、絣糸を手くくりし、琉球藍、車輪梅等の植物染料で染め、織りあげる。沖縄固有の織物で、軽くてさらりとした風合いが古くから人々に愛されている。

読谷山花織

起源は15世紀頃。琉球王府の御用布として、読谷以外の一般庶民は着用できなかったという。生糸、綿糸を素材に幾何学文様を色糸で浮かせ、それに絣や縞・格子をあしらった南国的な織物である。

読谷山ミンサー

起源は花織と同時期で南方の影響が濃い。一時生産が途絶えていたが、古老により復活された。綿糸を素材にし、たてうね織に文様を織り出している。「ミンサー」とは細帯のことである。

知花花織

旧美里村で祭事の衣装や晴れ着のために織られており、19世紀後半には技術・技法は確立され定着していたと考えられている。多くの花織は緯浮花織であるのに対し、知花花織は縦方向に文様が浮いて模様を出す経浮花織である。

首里織

琉球王朝の古都として栄えた首里では、南方諸国や中国の影響(15世紀頃)を受け、絣、花織、道屯織、花倉織、ミンサーなど独特の織物が織られている。王朝風の洗練されたデザインと手織りの醸し出す温かい肌ざわりで珍重されている。

琉球絣

1611年薩摩より木綿の種子と織技術の導入に始まる。600種に及ぶ幾何学文様は生活や自然を図案化したものが多い。綿糸、麻糸を使用し、素朴な味わいと端正な風格を有している。

久米島紬

500年前に中国より養蚕の技術を導入し織られた沖縄最古の紬織物である。地域特性を活かし、草木染、泥染、きぬた打ち等の古来の技術を守って生産されており、丈夫さ、着心地の良さで高く評価されている。

宮古上布

起源は16世紀後半に自生の苧麻を用いて織ったのが始まりである。糸は細かく絣模様は精緻で、藍染め、手績み糸、手織等昔ながらの手法で作られており、夏物着尺を代表する高級紺上布として珍重されている。

八重山上布

起源未詳。記録の上では17世紀初めの薩摩への貢納布として知られる。苧麻を原料とし、絣は手くくり又はすり込み捺染。染料は琉球藍、紅露などの植物染料を用いる。白地に絣が浮かぶ夏物の白上布である。

八重山ミンサー

起源は未詳。綿糸をインド藍、琉球藍、福木、紅露等で染めた絣。たてうね織の一種で、主に南国的明るさを持つ帯、ネクタイや袋物を生産。五つの絣と四つの絣が交互に配され、「いつの世までも末永く」の意という。

与那国織

起源は定かではないが、15世紀末の記録がある。与那国ドゥタティ(縞織物)、与那国花織、与那国カガンヌブー(ミンサー)、与那国シタディ(手巾)の4種の織物がある。原料は絹糸、綿糸、麻糸などで、染料は地元の植物染料を用いる。

壺屋焼

1682年、知花窯、湧田窯、宝口窯の三つの窯が現在の壺屋に移設統合されたのが起こり。製品は荒焼と上焼に大別され、前者には、無釉の比較的大きな製品があり、後者には、釉薬を施し沖縄独特の絵付模様の製品が多い。

琉球漆器

14世紀の末頃から始まる。木地はデイゴ、エゴノキなど。上塗りは天然漆を用いた塗り立てで、特に朱の鮮やかさは他に例をみない。加飾は、沖縄独特の堆錦のほか、螺鈿、沈金、箔絵など多彩な技法がある。

南風原花織

明治の頃から現在まで、改良されながら織り続けられている。南風原花織の染色の特徴は、沖縄で採取される琉球藍、福木、テカチ等の植物染料を用いること。その模様は花のように美しく図柄に立体感がでて華やかな印象を受ける。